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電子書籍サイトは色々あるけど、みんなどのサイトを使っているのかな?
Kindle、ebookJapan、コミックシーモアなど、マンガが読める電子書籍サイトはたくさんあります。
複数の電子書籍サイトを使ってどのマンガをどのサイトで買ったかわからなくなったり、どこをメインで使ったらいいのか困っている人も多いのではないでしょうか。
多くの人が知りたいのは、「どの電子書籍ストアが人気なのか?」ということ。
そこで、少年マンガ、少女マンガ、BLの3つのジャンルで、電子書籍サイトの主なマンガのレビュー数の比較をご紹介していきます。今回は「BL編」です。
レビューを見れば電子書籍サイトの人気か分かる?
「どこの電子書籍サイトが人気か知りたい!」と思っても、各社の売上高や利用者数は分かりません。それは、それぞれの電子書籍サイトが公表していないからです。
会員数を公表しているサイトもありますが、実際にどれだけ購入などにつながっているかはまた別です。
電子書籍サイトのシェアを知るために、電子書籍を利用しているユーザーに対して、アンケートに答えてもらった結果はありますが、それ分かるのは実態のごく一部です。
電子書籍サイトの人気を知る一つの手段として、この記事では、レビュー数に電子書籍サイトでどんな違いがあるのかどうか見ていきます。
レビュー数で比較する際の注意点
ただし、作品のレビュー数が多ければ、その電子書籍サイトの人気が高く、多くの人が利用しているとは必ずしも限りません。
それは、多くの人にレビューしてもらえるような仕組みを取り入れているサイトとそうでないサイトがあるからです。
例えば、「作品のレビューをすれば、次回以降の購入に使えるポイントが多くもらえる」「購入者でなくてもレビューができてポイントがもらえる」となれば、そのような仕組みを持っていないサイトに比べて、レビューが多くなるのは自然なことです。
とはいえ、レビュー数が多ければ、それだけその電子書籍サイトが使われている証拠とも言えるでしょう。
今回比較した電子書籍サイト
今回比較に利用したのは次の電子書籍サイトです(アルファベット、あいうえお順)。
- BookLive
- BOOK WALKER
- ebookjapan
- honto
- Kindle
- Renta!
- コミックシーモア
- まんが王国
- めちゃコミック
今回は次のサイトについては比較対象外としました。
<今回対象外としたサイト>
- 「ピッコマ」→レビュー機能なし
- 「ジャンプ+」「Pixiv」→オリジナル作品も多いサイト
電子書籍サイト9社のBLマンガレビュー数の比較
今回、比較に使ったのは、いくつかのサイトで上位に来ていた次の3つのマンガ(単行本版)です。
- 25時、赤坂で(夏野寛子)
- 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(豊田悠)
- ゴールデンスパークル(鈴丸みんた)
各サイトを調べた結果は以下のとおりです。
サイト名 | マンガ① | マンガ② | マンガ③ |
---|---|---|---|
BookLive | 432件* | 335件* | 644件 |
BOOK WALKER | 236件* | 304件* | 165件 |
ebookjapan | 5,131件 | 6,826件 | 1,581件 |
honto | 48件* | 83件* | 49件 |
Kindle | 1,182件* | 1,890件* | -件 |
Renta! | 1,794件 | 1,829件 | 1,597件 |
コミックシーモア | 2,155件 | 1,205件 | 1,700件 |
まんが王国 | 18件 | 14件 | 11件 |
めちゃコミック | 505件 | 2,785件 | 49件 |
*を付けた「BookLive」「BOOK WALKER」「honto」「Kindle」については、作品ごとのほかに、巻ごとにレビューをすることができる仕組みになっていることから、それぞれ第1巻のレビュー数を記載しています。
ただし、同じく巻ごとにレビューができる仕組みの「ebookjapan」はレビュー数の合計です。
マンガ①と②は複数巻があるので単純に比較できませんが、マンガ③は1巻完結なので、件数の比較ができます。
ただし、Kindleでは、③の「ゴールデンスパークル(鈴丸みんた)」は(不思議なことに)単話版のみで、単行本版がなかったので、件数は該当なしとしています。
このことを踏まえて、レビュー数が多めなのは以下のサイトということが明らかになりました。
BLマンガのレビュー数が多めの電子書籍サイト
- ebookjapan
- コミックシーモア
- Renta!
- Kindle
次点は「めちゃコミック」。レビュー数は作品にもよるのかもしれません。
ちなみに、2021年のこちらの調査では、BLのユーザーが最もメインで使っている電子書籍サイトの上位は次のとおりでした。
- コミックシーモア
- honto
- Kindle
- Renta!
- ebookjapan
今回のレビュー数比較の結果で意外だったことは、①②については、ebookjapanのレビュー数がコミックシーモアを大幅に上回っていたことです。レビューの仕組みが違うことを踏まえても多めな印象です。
また、上記の調査では、hontoが2位でしたが、レビュー数は少なめということが示されました。
これらのことを合わせると、BLでは、ebookjapan、コミックシーモア、Renta!、Kindleあたりがよく使われているようです。
各電子書籍サイトのレビューの仕組みの違い
上記でも書いたように、レビュー数=人気サイトとは一概には言えません。なぜなら、サイトによっては、レビューを促す仕組みを持っているところもあるためです。
そこで、各サイトのレビューの仕組みについて、簡単にまとめてみます。
BookLive
BookLiveでは、レビューポイントがもらえるのは購入済みの人だけとなっています。
また、ポイントをもらうには、50文字以上である、レビュー審査を通ったものであることが必要です。
作品ごとではなく、作品の巻ごとにレビューができる(ポイントがもらえる)仕組みになっています。
他サイトに比べ、件数は少ないけれど、巻数が多いマンガになればなるほど、「これ、どこまで読んだレビュー?」と思ってしまうことも少なくない中、良心的かもしれません。
ebookjapan
「レビューミッション」というミッションをクリアすることで称号や背景などの報酬を受け取ることができるイベントがあります。
過去には多く投稿するとクーポンがもらえるキャンペーンなどもありました。
honto
hontoではレビューまたはコメント投稿でポイントがもらえるキャンペーンが開催されています。
現在開催中のキャンペーンでは、期間中にレビューを書くと、1レビューは5ポイントがもらえます(レビュー上限500ポイント)。50文字以上という最小文字制限があり、ポイントがもらえるのは翌月中旬となっています。
Renta!
作品を購入した人は5スタンプ、作品未購入の人は1スタンプ(1日5回まで)、例外的に先着ボーナス、デビューボーナスというのもあります。
ただし、Renta!では、スタンプ=ポイントではなくて、スタンプを100個貯めることで100ポイントに交換できる仕組みです。
コミックシーモア
コミックシーモアでは、「1レビューにつき5pt、パワープッシュ作品(毎月更新)は1レビュー10pt(毎月最大1000ポイント)」という仕組みになっています。
なお、もらえるポイント数は、作品を購入しているかどうかで変わりはありません。
ポイントはレビューでもらったポイント(付与はレビューした翌月中旬)は、作品購入などに使えます。
めちゃコミック
めちゃコミックでは、レビューまたはコメント投稿でポイントがもらえるキャンペーンが開催されています。
現在開催中のキャンペーンでは、期間中にレビューやコメントを投稿すると、1投稿あたりレビューは20ポイント、コメントは2ポイントがもらえます(レビュー上限700pt、コメント上限2000pt)。ポイントは投稿が完了した時点でもらえます(最小文字制限あり)。
ただし、キャンペーンの対象は、月額会員のみとなっています。
レビュー特典が特にないサイト
「Kindle」「
まとめ
この記事では、電子書籍サイトの主なマンガのレビュー数の比較をご紹介しました。
BLのレビュー数が多めの電子書籍サイト
- ebookjapan
- コミックシーモア
- Renta!
- Kindle
となりました。
少年マンガ、少女マンガ、BLについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
参考にしてもらえたら嬉しいです!