分冊版ってどう活用したらいいの?分冊版を買うメリットは?

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電子書籍サイトでは、マンガや小説のタイトルの後に、「分冊版」「合本版」「合冊版」「特装版」「新装版」「セット売り」などという単語がついていることがあります。

「普通の単行本とどう違うの?」「何を買うのがお得?」と混乱してしまうこともあるのではないでしょうか?

この記事では、「分冊版」のメリット、デメリットについてご紹介していきます。

目次

分冊版って?

分冊版とは、単話で一話分ずつ販売されているコンテンツのことです。

電子書籍ならのもので、1冊の本をいくつかに分けて切り売りしているイメージです。

ページ数が少ないため、安い価格で販売されていたり、広告動画を見ることで読めるようになったりします。

この分冊版(単話)をまとめたものが、合本版(合冊版、特装版)と呼ばれることがあります。

分冊版のメリット

分冊版のメリットには次のようなものがあります。

  • 好きな作品がいち早く読める
  • 合本版・単行本版の一部の話だけ買える
  • 「お試し」ができる

好きな作品がいち早く読める

雑誌で連載されているものが合本版や単行本版になって発売されるまでには、タイムラグが生じます。

「続きが気になる」という作品については、次の巻が出るまで半年も一年も待てない!いち早く続きが読みたい!と言うこともあります。

そういう時に、便利なのが分冊版です。

最近は、雑誌の新刊が配信開始されると同時に分冊版が配信開始になるケースも増えてきました。

「雑誌の中でも、読みたい作品は〇〇だけなんだよね」という人にはとてもありがたいサービスです。

採算的にも、約30ページの単話が紙本で発売されることはほぼあり得ませんので、電子書籍ならではのメリットです。

ただし、出版社や雑誌によっては、分冊版を配信していない場合もあります。

合本版・単行本のうち一部の話だけ買える

中には、1冊の合本版・単行本版の中でも、その一部の話を読みたい、買いたいという場合もあるかもしれません。

例えば、合本版、単行本版を買うと、メインの作品の他に、別の作品が入っているけれども、そちらには関心がないということもあるでしょう。

そのような時に、分冊版があると、欲しい分だけ、しかも合本版・単行本版で買うよりもお得に買ったり読んだりすることができます。

「お試し」ができる

よく知らないマンガを合本版や単行本版で買うにはリスクが伴います。

「内容の説明やレビューは読んでみたけど、気に入るかな」

「期待したほどじゃなかったら凹む」

紙本であれば、気に入らなかったらメルカリなどで売るということもできますが、電子書籍はそうはいきません。

そんな時に、分冊版では「お試し」で読んでみるということができます。

分冊版であれば、一話大体100〜150円のものを買って「やっぱり好みじゃなかった、やめておこう」となっても精神的ダメージが少なくて済みます。

一方、合本版・単行本版(大体500円以上)の場合には、「やっぱり好みじゃなかった、損した!」と被害が大きくなりがちです。

分冊版は1〜2冊無料で読める場合もありますので、内容を確認したいという人は、合本版・単行本版の分冊版がないかどうか確認してみることをおすすめします。

分冊版のデメリット

一方、分冊版のデメリットは次のようなものがあります。

  • 単行本・合本版にはある書き下ろしが見られない
  • 単行本・合本版の方が安い場合がある
  • 話を連続して読む際に読みづらい

書き下ろしが見られない

単行本・合本版には、「書き下ろし」や「電子書籍(サイト)特典」が入ることがあります。

当然、分冊版には含まれません。

単行本・合本版を買い直すとなると、その分出費が増えることになります。

単行本・合本版の方が安い場合がある

クーポンや割引などの組み合わせにもよりますが、分冊版をいくつも買うよりも、単行本・合本版で1冊購入した方がお得なこともあります。

特に、上のように「書き下ろし」や「電子書籍(サイト)特典」があるなら尚更です。

「好きな本をいち早く単話でも楽しみたい」という場合は別ですが、すでに単行本・合本版が配信されている場合には、分冊版で買うメリットは小さくなりますので、単行本版・合本版で発売されていないか確認してみましょう。

私は電子書籍サイト使い始めの頃に、分冊版しかないと思って分冊版で何話か買ったことがありました。その後、単行本もあると知ってショックを受けました。こんなミスには気をつけてくださいね!

話を連続して読む際に読みづらい

分冊版(単話)の場合、だいたい30ページくらいで終わりますので、次の話を読むには、読んでいる本を閉じて、次のを開いて…という動作が頻繁に必要になります。

本を開いたり閉じたり(最初に戻したり)という動作は、単行本・合本版ですら面倒なのに、分冊版だとさらに煩わしく感じられて、内容に没頭できない、という人もいるのではないでしょうか。

分冊版まとめ

分冊版は、ページ数が少ないため、安い価格で買えたり、広告動画を見ることで読めるようになったりするなど、電子書籍ならではの仕組みです。

メリットデメリット
好きな作品がいち早く読める
合本版・単行本版の一部の話だけ買える
「お試し」ができる
単行本・合本版にはある書き下ろしが見られない
単行本・合本版の方が安い場合がある
話を連続して読む際に読みづらい

分冊版を使いこなして、お得で楽しいマンガライフを楽しみましょう!

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